社名の由来・語源

junk_sign(有)ジュンクのジュンク(JUNK)という名称は、一般にあまり聞き慣れない呼び名ですが、実は、沖縄県民の祖先にとって非常になじみ深い交易船の名前なんです。

その船のことを昔は山原船と呼んだり、唐船、琉球王朝時代には進貢船と呼ばれた大型の船もありました。

ジュンク(JUNK)とは、14世紀から16世紀にかけて中国船の貿易船として活躍した帆船のことを言い、琉球王朝時代の海洋交易のシンボルでもありました。

この船は14世紀初期よりインドネシアで造られ、マレー語でジョン(JUNG)やジュンク(JUNK)と呼ばれていました。その後、英語圏に入りジャンクと呼ばれるようになったとみなされています。

1481年にシャム王国(現在のタイ国)から琉球に伝わった代表的な特産物として「香花酒」別名(ラオ・ロン酒)があります。そのお酒を海上交易によってジュンク(JUNK)が「架け橋」となり、他の文化と一緒に伝えたことにより、現在の名酒泡盛の原形が生まれたと言われています。

当社の名称もその船にあやかって(有)ジュンク(JUNK)としてスタート致しました。意とするところ、ジュンク丸という船に自慢の高度なデザイン力と、特殊技術の製作ノウハウを積み、グローバルな知識感覚とフレキシブルな発想を探究する航海に出ることによって、お客様への「架け橋」に成りたいと考えております。

そして、企業の活性化・事業ニーズにお応えする事や、地域(島、村)の観光商品造りのプロデュースをすることによって、付加価値を生み出す企業としてお客様の発展に貢献する事を目的としています。